大会日程が決定し、HSBC SVNS 2025 の最高峰大会の開催地、 シンガポールとロサンゼルスに決定
- オリンピックでは、ラグビーセブンズ(7人制ラグビー)の観客動員数53万人、数千万人のテレビ放映視聴者という記録を樹立し、HSBC SVNS 2025でも、象徴的な7つの開催地でファンを魅了しようと準備が進んでいる
- SVNS 2025は、2024年11月30日にドバイで開幕。ケニアとウルグアイの男子チーム、中国の女子チームがSVNSに参加する。その後、ケープタウン、パース、バンクーバー、香港で開催
- SVNSリーグ優勝者が決定する第6節大会はシンガポールで開催することが決定。本日より先行販売チケットの販売を開始
- SVNS世界選手権は、2028年のオリンピックの7人制ラグビー会場となるロサンゼルスで開催
- 女子SVNS 2025のマッチオフィシャル陣は史上初めて全員女性に決定
- チケットやその他の情報は、svns.comをご覧ください。
パリでの記録破りのオリンピック大会の後、ラグビーセブンズのスター選手たちが、スリル満点のプレーでHSBCセブンズ2025に帰ってきます。象徴的な世界7都市を巡りながら繰り広げられるこのイベントは、シンガポールが最後から2番目のラウンドを開催。 そしてロサンゼルスではセブンズ世界選手権が開催され、セブンズリーグの優勝者を決定します。
オリンピック競技の7人制ラグビーはセンセーションを巻き起こし、このスポーツに魅了された何百万人ものファンの皆さまは、HSBC SVNS 2025で再び、世界トップクラスの男子・女子12チームが繰り広げる驚異的なスピード、卓越したスキル、不屈の強さを目の当たりにできます。
今回の発表により、すでに決定していた5つの開催都市にシンガポールとロサンゼルスが加わり、SVNS 2025は7か月間にわたって7節の大会が開催され、最後に、ロサンゼルス2028オリンピック会場となるディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークでSVNS世界選手権が開催されます。
SVNS 2025は、例年通りドバイのセブンズ・スタジアムで2024年11月30日~12月1日に開催される第1節を皮切りに幕を開けます。フィールドの外では、英国出身のアーティスト、ストームジーをはじめとする豪華ラインナップが登場。SVNSは引き続き、ラグビーと音楽、グルメ、エンターテイメントを組み合わせた最高のエンターテイメントを提供します。
全24チームはその後、2024年12月7日~8日に第2ラウンドが開催されるケープタウンのDHLスタジアムに移動します。地元ファンにとっては、オリンピックでメダルを獲得した男子チームをホームグラウンドで応援する機会となります。
2024年にHSBCセブンズを初開催し、決勝戦日にチケットが完売するほどの盛況ぶりを見せ大成功を収めたパースでは、2025年1月24日から26日にかけて、HSBCセブンズ2025の第3節大会を開催。オーストラリアの西海岸のHBFパークが会場となります。
2月21日から23日にかけて、特別な雰囲気に包まれたバンクーバーのBCプレイスで第4節が開催されます。高い人気を誇るキャセイ・パシフィック航空/HSBC香港セブンズは、3月28日から30日にかけて、SVNS 2025の第5戦が、リニューアルした啓徳スタジアムでの最初の公式イベントとして開催されることが決定しています。
シンガポールのナショナルスタジアムでは、第6節大会が4月5日から6日にかけて開催され、本日よりチケットの先行販売を開始します。SVNSリーグ優勝チーム(第1節から第6節までの累計ポイントが最も多いチーム)がここで決定します。
シンガポール大会終了時点での男子・女子上位8チームは、5月3日から4日にかけてロサンゼルス2028オリンピック会場となるディグニティ・ヘルス・スポーツパークで初開催されるワールドチャンピオンシップに進出し、勝者総取り方式で競い合います。
ロサンゼルスは、HSBCセブンズチャレンジャーの男子・女子上位4チームと、シンガポールでの第6節終了時のSVNSランキング下位4チームによる、昇格・降格プレーオフの開催地にもなり、今後のSVNS出場権を巡る重要なポジションを競います。
オリンピックチャンピオンのフランス男子代表は、SVNS 2024の男子初代チャンピオンにも輝いており (SVNS リーグ優勝者アルゼンチンに勝利)、SVNSチャンピオン2連覇を目指してロサンゼルス大会に臨むはずです。
パリでオリンピック2連覇を果たしたニュージーランド女子代表は、2024年のグランドファイナルでオーストラリアに敗れ手放したSVNSチャンピオンのタイトル奪還を目指すでしょう。
ケープタウン、バンクーバー、ロサンゼルス在住のファンの皆さまは、パリオリンピックのメダリスト、南アフリカ男子、カナダ女子、アメリカ女子チームの英雄たちを地元で応援する機会を得ることになります。
女子ラグビーにとって、来年も記録更新の年となること間違いなしですが、HSBC SVNSでは、男女のチームに同額の参加費が支払われ、引き続き男女平等を推進していきます。全7節、男子・女子合同大会となり、世界最大の舞台で選手たちが才能を披露できるよう、すべての選手に平等な舞台を提供します。
HSBC 2025では、2024年の昇格・降格プレーオフ(マドリード)で勝利を収めたHSBCセブンズチャレンジャーから昇格したケニア(男子)とウルグアイ(男子)、HSBCセブンズチャレンジャーから昇格した中国(女子)が、、世界ラグビーセブンズの最高峰の仲間入りを果たしました。
SVNS 2025女子参加チームは、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、アメリカ、カナダ、フィジー、アイルランド、イギリス、日本、ブラジル、スペイン、中国です。
男子参加チームは、アルゼンチン、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、フィジー、南アフリカ、イギリス、アメリカ、スペイン、ウルグアイ、ケニアです。
HSBC SVNS 2024順位表はこちらからご覧ください>>
また、ワールドラグビーは、HSBC SVNS 2025とワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2025の男子・女子大会を担当する35名のエミレーツ・マッチオフィシャル陣を発表しました。ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2025のスケジュールの詳細は近日中に確認される予定です。
SVNS 2025のマッチオフィシャル陣は、12ヵ国の協会から17名が選ばれています。SVNS 2024を担当したマッチオフィシャルの半数強が復帰し、ハイパフォーマンスセブンズレフリーチームの新人たちに加わりました。
そのうち8人は、パリ2024の舞台にも立っており、その中には、7月31日にスタッド・ド・フランスで行われたニュージーランド対カナダの女子決勝戦を担当したカット・ロッシュ(米国)もいます。
また、SVNS2025のマッチオフィシャル陣は、史上初めて全員が女性となりました。
ワールドラグビーの最高経営責任者(CEO)、アラン・ギルピンは次のように述べています。「世界で最も優れたラグビーセブンズチーム男子・女子24チームが、7か月間にわたり、世界7か所の象徴的な都市で競う『HSBCセブンズ2025』のスケジュールを発表できることを嬉しく思います。」
「ラグビーセブンズの人気は、世界中でかつてないほど高まっており、パリオリンピック2024では、女子の単独試合観客動員記録となった6万6000人を含む、53万人以上のファンがピッチ上の迫力あるプレーを目の当たりにしました。また、世界中で何千万人もの人々がテレビ観戦しました。」
「オリンピック効果を活かし、イノベーションというテーマを継続する形で、私たちはロサンゼルスを勝者総取り大会となる『HSBC SVNSワールドチャンピオンシップ2025』の開催地として発表できることを嬉しく思います。この大会はLA 2028オリンピックの会場で開催されます。
「SVNSの大会を、ファンの皆様に愛されるフィールグッドな雰囲気の中で、ワールドクラスのスポーツと音楽、エンターテイメントを組み合わせた最高の祭典に向けた、タイトルパートナーのHSBCのこのスポーツへの継続的なコミットメントと揺るぎないサポートに感謝するとともに、すべての開催国パートナーと参加国協会との素晴らしい協力関係とチームワークに感謝します。
「私たちは、インパクトのある人気オリンピック競技として、ラグビーセブンズの持続可能な発展、革新、成功に向けて全力で取り組んでいます。ラグビーセブンズは、ワールドラグビーのグローバル成長戦略の重要な要素であり、特にラグビー新興国や若者、女性層において、新たな参加者やファンの獲得に重要な役割を果たしています。」
HSBCのブランド&パートナーシップ担当グループヘッドのジョナサン・キャッスルマン氏は次のように語っています。 「新シリーズは新たな機会をもたらします。私たちは、今シーズンをスタートさせる時が来たことにワクワクしていますし、ワールドラグビーと提携し、私たちの国際的なネットワークの力を活かしていくことを楽しみにしています。
「世界中の人々を結びつける力があるラグビーセブンズは、HSBCにとってピッタリのスポーツです。今年は、ウルグアイとケニアの男子チーム、そして中国の女子チームがチャレンジャーシリーズを経てHSBC SVNSに参加し、このスポーツの国際的な広がりをさらにアピールすることになります。私たちは、特にキャセイ・HSBC香港セブンズの新たなホームスタジアムでの大会を体験できることを楽しみにしています。啓徳への移転は、香港が真のグローバルなスポーツとエンターテイメントのハブとなるという野望と意欲を表すものであり、香港、そして香港セブンズとともにその旅を続けられることを誇りに思います。」
ワールドラグビーは、ロサンゼルス2028オリンピックとその先を見据え、パフォーマンスと商業面の両方での成果を最適化することを目指していきます。また、ラグビーワールドカップ・セブンズの将来も含め、世界的なセブンズのエコシステムの見直しも引き続き実施していきます。」