ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2024の日程発表
- ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャーは、HSBC SVNS 2025への昇格パスウェイを提供
- 男子・女子ともに上位4位までのチームが、マドリードで開催されるSVNSグランドファイナルでの昇格・降格プレーオフに出場
- 男子・女子それぞれ12チームが出場するこの大会は、オリンピックの形式を再現
- 2024年大会は男子・女子合同で1月から5月にかけてUAEのドバイとウルグアイのモンテビデオ開催した後、ドイツとポーランドで男子・女子単独大会をそれぞれ開催
- ラグビーセブンズの世界的な発展を後押しするために企画され、ワールドラグビーの全6地域が参加する大会
- HSBCはタイトルパートナーシップを締結し、世界のラグビーセブンズを長年にわたって支援。
- 14カ国から女子11名、男子9名のマッチオフィシャルチームを選出
1月から5月にかけて3大陸で3ラウンドが開催される「ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2024」の詳細が発表されました。この大会は、2025年に開催される最高峰大会である「HSBC SVNS」への明確な昇格パスウェイを提供するものです。
ワールドラグビーHSBCセブンズ・チャレンジャー2024の第3ラウンド終了時のシリーズ累計ポイントにより1位から4位に入った上位4チームは、男子・女子それぞれマドリードで開催されるSVNSグランドファイナル(2024年5月31日~6月2日開催)に出場する資格が与えられます。HSBC SVNS2024の9位から12位のチームと対戦するこの新たな降格プレーオフ大会は、チームにとって大きなチャンスとなります。
このグランドファイナルプレーオフで勝ち残った4カ国がHSBC SVNS 2025への出場権を獲得し、残りの4カ国はワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2025への出場権を獲得するため、各地域の予選トーナメントに出場することになります。
HSBC ワールドラグビー・セブンズチャレンジャー2024 開催日程:
UAE、ドバイ – 1月12~14 日 (男子・女子 合同開催)
ウルグアイ、モンテヴィデオ – 2024 年3月8~10 日 (男子・女子合同開催)
ポーランド、クラカウ ‐ ポーランド、クラカウ、2024年5月18~19日(女子)
ドイツ、ミュンヘン ‐ 2024年5月18~19日(男子)
HSBCは、ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャーのタイトルパートナーに決定し、ラグビーセブンズへの12年にわたる素晴らしいサポートを継続することになります。
セブンズチャレンジャーは、世界中のラグビーセブンズの発展を後押しし、世界のラグビーセブンズのトップレベルに到達するための明確な昇格を提供するために、2020年2月に導入されました。
大会はオリンピックの競技形式を模しており、12チームが4チームずつ3つのプールに分けられます。各プールの上位2チームと3位までの2チームがノックアウトステージの出場権を獲得し、準々決勝と準決勝、そして3位決定戦と金メダル決定戦が行われます。
日本は、2020年にチリとウルグアイで開催された2つのラウンドの累積ランキングでトップに立ち、男子セブンズチャレンジャー初代王者となりました。女子の第1回大会は2020年3月にステレンボッシュで開催される予定でしたが、新型コロナの世界的蔓延により中止となりました。
1年間の中断を経て、セブンズ・チャレンジャーは2022年8月、チリのサンティアゴで男女合同大会として単独復活し、ウルグアイ男子代表と日本女子代表が優勝しシリーズ昇格を決めました。
南アフリカのステレンボッシュでは、2023年に2つの合同大会が開催され、南アフリカ女子代表はHSBC SVNS 2024への出場権を獲得し、一方トンガ男子代表が昨年ロンドンで開催されたワールドラグビーセブンズプレーオフへの出場権を獲得しています。
2024年大会は、1月12日~14日にドバイのセブンズスタジアムで開催される合同イベントで幕を開け、3月8日~10日にウルグアイのモンテヴィデオにあるエスタディオ・シャルーアでのイベントが続きます。そして5月18日~19日にポーランドのクラクフにあるヘンリク・レイマン市立スタジアムとドイツのミュンヘンにあるダンテシュタディオンでそれぞれ女子と男子の単独イベントが開催されます。
ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2024の全大会には、地区大会を通じて出場権を獲得した世界12カ国が参加します。プール抽選会は2023年12月のHSBC SVNS2024開幕戦のドバイで行われる予定です。
ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャー2024の地域予選を通過したチームは次の通りです。
ラグビーヨーロッパからは、ポルトガル、グルジア、ドイツ(男子)、ポーランド、ベルギー、チェコ(女子)、スダメリカラグビーからは、ウルグアイ、チリ(男子)、アルゼンチン、パラグアイ(女子)、ラグビーアフリカからは、ケニア、ウガンダ(男女)、ラグビーアメリカ北からは、メキシコ(男女)。
アジアからは、男子が日本と香港チャイナ、女子が中国、香港チャイナ、タイ。オセアニアからは、パプアニューギニア男女とトンガ男子が出場権を獲得しています。
マッチオフィシャル陣も決定し、14カ国から選ばれた20名の審判員たちが3ラウンドを担当します。マッチオフィシャルチームは、各地域のハイパフォーマンスアカデミーやオリンピック予選大会経験者、そしてデビュー組が混在する女子11名、男子9名でのチームです。
女子大会のマッチオフィシャルであるホリー・ウッド、サニー・リー、プレシャス・パザニ、エラ・ゴールドスミス、ゾーイ・ナウデはWXV2023も担当しており、ピーター・マーティンとモーガン・ホワイトは、男子HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2023の第1ラウンドと第2ラウンドの金メダル決勝戦で審判を務めています。
ワールドラグビーのチーフ・コンペティションズ&パフォーマンス・オフィサー、ナイジェル・キャスは次のように述べています。「ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャーは、有意義な大会であり、最高峰のHSBC SVNSへの明確な昇格経路を提供する極めて重要な大会です。」
「2024年大会は、3ラウンドにグランドファイナル戦を加えた構成に拡大し、競技の水準がさらに向上し、チームには試合の機会が増えます。ワールドラグビーは、パリオリンピック2024を目前にアクション満載の一年となる2024年、大会主催者と協力して画期的なセブンズ・チャレンジャーを開催することを楽しみにしています。」
「HSBCがラグビーセブンズとの素晴らしいパートナーシップを継続し、ラグビーセブンズを支援してくださることを大変嬉しく思います。そして新たな名前で生まれ変わったHSBC SVNSが、パリオリンピック2024を目前に控えてキックオフします。ラグビーセブンズにとってこれほどエキサイティングな時はありません。」
HSBCのブランド・パートナーシップ部グローバル・ヘッドであるジョナサン・キャッスルマン氏は次のように述べました。
「ラグビーセブンズとの10年以上にわたるパートナーシップを経て、HSBCが果たしてきた役割を誇りに思います。弊社は、ラグビーの世界的な発展の原動力となっているラグビーセブンズを新たな国で展開させたり、女子ラグビーの発展を支援したりしてきました。」
「本日の発表は、その旅路におけるまたひとつの重要なステップです。2024年は、ラグビーセブンズにとってまさに景色を変える年になるでしょう。そして、ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャーとHSBC SVNSの両方において再びワールドラグビーと提携し、弊社がもつグローバルネットワークを活用して、ラグビーセブンズが世界中のより多くの地域で盛んになり、より多くの機会を選手、ファン、チームに提供するための支援ができることを大変嬉しく思います。」