10周年記念祭典、バンクーバーでの準備が整う

バンクーバーでの10周年を記念して、2月21日から23日にかけてHSBC SVNSシリーズの第4ラウンドがBCプレイスで開催されます。
  • 2月21日から23日にかけて、バンクーバーでHSBC SVNS 2025の第4ラウンドが開催。世界トップの男子・女子12チームがBCプレイスに集結
  • 3ラウンドを終え、女子ではオリンピックチャンピオンのニュージーランドが56ポイントで首位に立ち、男子ではフィジー、アルゼンチン、スペインが48ポイントで同点首位タイ
  • 3日間にわたるこの大会は、現地時間金曜日(GMT-8)の11:18に開幕、土曜日は10:30からプールマッチが続き、決勝日の日曜日の10:50にスタートし、17:41キックオフの女子決勝で閉幕
  • カナダ男子セブンズチームは、HSBC SVNSバンクーバーとともに招待制トーナメントに出場し、2月21日と22日に日本、トリニダード・トバゴと対戦
  • ラグビーセブンズ10周年を祝うバンクーバー大会の週末はは盛りだくさん。この街最大のパーティーでのお席は急いで確保してください。土曜日の1日券は残りわずかです。チケットはwww.svns.comでお求めいただけます。 

2月21日から23日までの3日間にわたって開催されるこの大会に先立ち、火曜日の午後、男子・女子の世界トップ12チームのキャプテンがバンクーバーのダウンタウンにあるサンセットビーチの海岸に集まりました。

参加チームは、2隻のカヌーを披露したスクアミッシュ族酋長の子孫である、マイク・ビリー・シニア酋長から伝統的な歓迎を受けました。マイク・ビリー・シニア氏とカヌーカルチャーのチームは、先住民の芸術の発展とカヌーの伝統芸術の保存に尽力しています。キャプテンたちは、カヌーが地元の先住民文化を象徴し、アイデンティティ、場所、帰属を表現していることを知りました。

プール組分けと対戦カード>>

今週末に控えた大会には、昨夏パリ2024オリンピックで銀メダルを獲得し歴史を作ったカナダ女子代表チームが、五輪以来初めて母国に戻ってきます。プールAに組分けされたカナダ女子は、パース大会を同点で制したオーストラリア、そしてブラジルとスペインと対戦します。

注目すべき選手の一人は、カナダ女子代表としてオリンピックに3度出場しているチャリティ・ウィリアムズ選手。ウィリアムズ選手は、バンクーバーへの凱旋帰国で、100トライ、500得点という素晴らしいマイルストーンを達成し、さらに一歩前進することを目指しています。

女子のオリンピックチャンピオン、ニュージーランドは、ケープタウンでの勝利と、パースとドバイでの2つの銀メダル獲得という、最近の見事な活躍で現在の順位表で首位に立っています。次はプールBで中国、アイルランド、アメリカと対戦します。プールCには、フィジー、フランス、イギリス、日本が入り、BCプレイスで対決します。

スコッド >>

男子のランキング上位はフィジー、アルゼンチン、スペインが48ポイントで並び、非常に僅差となっています。

パースでの金メダル、ドバイでの銅メダルに続き、アルゼンチンはライバルのフランス、英国、ケニアとともにプールAで戦う中、連勝を狙います。

第3ラウンドの開催国であるオーストラリアは、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカとともに男子プールBに入りました。プールCには、これまでのプールCで首位タイだったフィジーとスペインが入り、ウルグアイと米国とタイトルを争います。

順位 >>

HSBC SVNSの試合は、現地時間金曜日11時18分(GMT-8)にプール戦で幕を開けます。 プール戦は翌日土曜日も続き、10時30分にスタートし、午後に準々決勝が行われます。 日曜日の決勝でアクションが完了。男子大会の決勝は17時5分、女子大会の決勝は17時41分にそれぞれキックオフします。

パース大会に続き、今大会でも女子決勝戦が大会のグランドフィナーレを飾り、日曜の夜の主役としてHSBC SVNSバンクーバー大会を華々しく締めくくります。

カナダ女子のキャプテン、パイパー・ローガン選手は次のように語りました。「パース大会で4位に入賞したことで、私たちは大きな自信を得ました。また、2週間のトレーニングもとても順調です。」

「私たちはバンクーバーSVNSが大好きです。私たちの一番好きな大会です。特にパリで銀メダルを獲得した後、引き続きカナダラグビーを強くしていくことは本当に重要です。バンクーバーはラグビーへの人気が非常に高いので、ホームでの大会で、人々が私たちの試合を見に来てくれることは本当に重要です。」

「私たちは観客が大好きです。バンクーバーの友人や家族の応援が大好きです。彼らはいつも私たちにポジティブなエネルギーを与えてくれるし、ワクワクしています!」

アルゼンチン男子代表のキャプテン、サンティアゴ・マーレ選手は次のように語りました。「パースではいい戦いができましたが、改善すべき点もありました。それ以来、私たちは試合の改善を継続することと、正しい行動の結果として勝利を手にすることに焦点を当ててきました。それが私たちの目標であり、それが勝利につながるのであれば、私たちは幸せです!」

「バンクーバーに帰ってくることができてとても嬉しいです。私たちはこの街が大好きですし、ここ数年ここでプレーしたことによる素晴らしい思い出もあります。素晴らしい雰囲気になることを期待していますし、誰もがこの大会を楽しんでくれると確信しています。」

オーストラリア女子代表のキャプテン、イザベラ・ナサー選手は、パースでの連勝を維持したいというチームの希望と、今週末の試合の見通しについて次のようにコメントしました。「私たちは常に一戦必勝で臨んでいます。まずはプールを突破し、日曜日の決勝に進出できればと思っています。バンクーバーはいつも本当にエキサイティングな街です。密閉されたスタジアムは独特の雰囲気があり、人工芝は試合をとてもスピーディーでエキサイティングなものにしてくれます。」

「楽しさ、興奮、素晴らしいエネルギー、観客、そして多くの競争を求めるなら、ぜひ会場に足を運んでください!」

今年のバンクーバーSVNSフェスティバルは、カナダでの開催10周年を記念して、これまで以上に盛大なものとなるでしょう。 オリンピックのスター選手を含む男女各12チームの世界トップクラスチームが壮絶な7人制ラグビーを競うだけでなく、スタンドに足を運んだファンの皆さまは、世界各国のグルメやライブバンド、雪玉を使った障害物コースなどの参加型アクティビティ、そしてSVNSシリーズ初の試みとして、キャプテンによる斧投げ大会をお楽しみいただけます。

また、BCプレイス外でも、テイラー・スウィフトがバンクーバーを訪れた際に好評を博したファン参加型のアクティビティに続き、今週末はバンクーバー市内の象徴的なスポット7か所にラグビーをテーマにした光のインスタレーションが設置されます。

ファンの皆さまには、この大会でアクションを楽しむため、是非チケットをお求めください。チケットはwww.svns.comでご購入いただけます。

観戦方法について >>

ファンの皆さまは、世界中のどこにいても、放送パートナー経由またはwww.RugbyPassTVでHSBC SVNSの試合を視聴することができます。大ヒットとなったオリンピックの7人制ラグビー(セブンズ)に続き、多数の放送パートナーが、世界中の視聴者にSVNSをお届けします。

HSBC SVNS 2025 カレンダーはこちらからご覧ください >>

ワールド・ラグビーが刷新し、新ブランドでスタートしたセブンズラグビーのグローバルな祭典は、象徴的な世界7都市で7か月間にわたって7大会を開催し、成功裏に初年度を終えています。

レギュラーシーズンでは、ドバイ、ケープタウン、パース、バンクーバー、香港、シンガポールで6つの大会が開催され、HSBC SVNSリーグ優勝チームが決定します。その後、2028年のオリンピックのラグビーセブンズ競技の開催地であるロサンゼルスのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、HSBC SVNS世界選手権が開催されます。

シンガポール大会終了時、6大会での累積シリーズポイントに基づく上位8チームが、「優勝者がすべてを手にする」ワールドチャンピオンシップに出場し、女子および男子のセブンズチャンピオンが決定します。

ロサンゼルスでは、9位から12位のチームとワールドラグビーセブンズチャレンジャーのトップ4チームが、次回のHSBCセブンズワールドシリーズの出場権を争う、重要な昇格・降格プレーオフも開催されます。

今年が女子ラグビーにとって記念すべき年となる中、ワールドラグビーの女子ラグビーの成長に対する私たちの取り組みは揺るぎないものであり、HSBC SVNSの全大会において、男子・女子チームが同額の参加料を受け取り、世界最大の舞台で平等に活躍することになります。また、女子のSVNS 2025では、史上初めて、女性審判員のみが構成するマッチオフィシャルパネルが任命されました。